2024年度は、次の方針に従い業務を実施します。
電気の計量を取り巻く環境は、社会情勢や科学技術の発展などにより変化を続けています。2025 年度からは、仕様を新たにした第2世代スマートメーターの導入開始が予定されています。また、電気自動車や太陽光発電をはじめとした分散型エネルギーリソースの活用促進に向けて、新しい計量・取引の需要が生じるとともに、その内容も多様化しています。
2024 年度のJEMIC は、第2世代スマートメーターの導入に向けて型式承認試験を確実に実施しつつ、検定申請への準備を進めてまいります。また、産業界及びお客さまのニーズに応えるため、校正試験の範囲拡張及び校正測定能力の向上を図ります。これと並行して、業務の効率化及び省力化に向けたデジタル化を推進するとともに、将来的に安定して事業を継続していくため、人材の確保及び教育機会の拡充により技術力の強化を図ります。
なお、2024 年度は2022 年度から開始しました3年間の中期経営計画の最終年となります。これまではおおよそ計画に沿って順調に進捗しておりますが、目標達成に向けて着実に業務を遂行していきます。また、「未来に繋げる信頼と技術のJEMIC」として将来にわたり社会に貢献していくための新たな目標を設定して、2025 年度から開始となる次期中期経営計画を策定します。
2024年度の事業計画は次のとおりです。
検定・検査業務(台) | 型式承認業務(件) | 基準器 検査業務(個) |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
単独電気計器 | 変成器付電気計器 | 変成器検査 | 照度計 | 承認 | 更新 | |
5,995,000 |
336,000 | 158,000 | 1,800 | 90 | 0 | 90 |
校正業務(個) | ||
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特定校正 | 認定校正 | 一般校正 |
58 | 28,312 | 29,250 |
2023年度の業務実績は次のとおりです。
検定・検査業務(台) | 型式承認業務(件) | 基準器 検査業務(個) |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
単独電気計器 | 変成器付電気計器 | 変成器検査 | 照度計 | 承認 | 更新 | |
5,996,000 | 359,000 | 178,000 | 1,694 | 14 | 17 | 91 |
単位:百万円
特定校正(個) | 認定校正(個) | 一般校正(個) |
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41 | 26,461 | 27,922 |
単位:百万円