JEMIC本社において、温度のJCSS校正の範囲拡張を行いましたので、お知らせいたします。拡張した温度計の種類は、抵抗温度計(測温抵抗体)、ディジタル温度計、温度計校正装置及び温湿度計(温度)で、いずれもマイナス側に広がっています。是非ご利用ください。
校正の不確かさは、校正範囲で一番小さなものを記載しています。
種類 | 校正範囲 | 校正の不確かさ (信頼の水準約 95 %) |
案内 |
抵抗温度計 | -196 ℃、-186 ℃、-183 ℃ | 6 mK* | |
ディジタル温度計 (測温抵抗体等) |
-196 ℃、-186 ℃、-183 ℃ | 10 mK* | |
ディジタル温度計 (熱電対) |
-80 ℃ 以上 400 ℃ 以下 | 0.20 ℃ ~ 0.50 ℃ | |
温度計校正装置 電子冷却式基準接点器 |
-80 ℃ 以上 420 ℃ 以下 | 0.080 ℃ | |
温湿度計 (温度) | 温度 -40 ℃ 以上 -20 ℃ 未満 | 温度 0.80 ℃ | |
温度 -20 ℃ 以上 0 ℃ 未満 | 温度 0.50 ℃ | ||
温度 0 ℃ 以上 5 ℃ 未満 | 温度 0.30 ℃ |
*この不確かさは、通常は40 mK となります。
当所は、認定基準としてISO/IEC 17025(JIS Q 17025)を用い、認定スキームをISO/IEC 17011に従って運営されているJCSSの下で認定されています。JCSSを運営している認定機関(IAJapan)は、アジア太平洋認定協力機構(APAC)及び、国際試験所認定協力機構(ILAC)の相互承認に署名しています。
当所は、国際MRA対応JCSS認定事業者です。JCSS0039は、当所本社の認定番号です。
計測器の校正業務
校正サービス