磁気の校正項目や校正品の説明

磁気ってなに?

磁気とは、例えば磁石同士が引き合ったりする物理現象の根源となるものであり、地球上にも地磁気と呼ばれる微弱な磁場が存在しています。JEMICにおける磁気校正は、主に磁束密度と磁束であり、単位面積あたりの磁束数である【磁束密度(T)】や、サーチコイル等に鎖交する磁気の束である【磁束(Wb)】の校正が可能です。また磁束密度の標準は、【時間標準(Hz)】と普遍的な物理定数である【陽子の磁気回転比 :γ’p(s-1 T-1)】を基に【磁束密度(T)】を確立しています。また磁束の標準については、【電圧標準(V)】と【時間標準(Hz)】を基に【磁束(Wb)】を確立しています。

どんな測定器があるの?

磁気に関係する機器には、このようなものが有ります。

  • 標準磁石
  • ガウスメータ
  • フラックスメータ
  • テスラメータ

 

♦標準磁石                ♦ガウスメータ              ♦フラックスメータ          

 標準磁石     ガウスメータ   フラックスメータ        

                       

 

 

これまでに、どんな機器を校正してますか?

校正内容によっては、対応出来ない場合がございますので、詳細はお問い合わせください。

索引製造者名品名モデル名(形名)
か行カネテック株式会社ガウスメータTM-301、TM-401、TM-501、
TM-601、TM-701、TM-801
標準磁石TM-AMF-003、TM-AMF-050、
TM-SMF-003、TM-SMF-001、
TM-SMF-050、TM-SMF-S07709
た行電子磁気工業株式会社ガウスメータGM-1120、GM-1200、GM-1220、GM-1225、
GM-2431D、GM-301、GM-4000、GM-4001、
GM-4002、GM-5005、GM-5015、GM-5317、
TGM-2000
テスラメータGT-301、KM-41
標準磁石CSM-3mT、CSM-10mT、CSM-50mT、CSM-100mT、
CSM-30T、CSM-50T、CSM-100T、
CSM-300A、CSM-300T、CSM-1000A、
CSM-1000T、CSM-3000T、CSM-9000T、
CSM-10000T、CSM-12000T、CSM-15000T、
CSM-特、TRANSVERSE
フラックスメータFM-131D、FM-131DPSC、FM-131DS、
FM-1501、FM-2000、FM-3001、
FM-3001P、FMI-2000R
東洋計測システム株式会社フラックスメータTFM-2000、TFM2000ACPR、TFMH-2005
東洋磁気工業株式会社フラックスメータFT-8701、FT-8702
な行日本電磁測器株式会社ガウスメータGT-3B、GV-3、GV-3B、GV-3T、GV-300、
GV-300A、GV-400、GV-400A、GV-400T、
GX-100、GX-200、GXD-09、GXD-09B、
TGX-1000
標準磁石ST-1、ST-2
フラックスメータNFX-1000
や行横河計測株式会社
(横河電機株式会社 含む)
標準磁石3253
フラックスメータ3254
横河電機株式会社「横河計測株式会社」の欄に記載
F ~ JF.W.BELL「Pacific Scientific OECO」の欄に記載
K ~ LLake Shore Cryotronics, Inc.ガウスメータ410、410-SCT、421、425、
450、455、460、475、F71
標準磁石MRA-312-100、MRA-312-1K、MRA-312-2K、
MRT-062-200、MRT-062-1K、MRT-062-5K、
MRT-343-100
フラックスメータ480
O ~ SPacific Scientific OECO
(F.W.BELL 含む)
ガウスメータ4048、4090、5070、5080、5170、5180、
640、6010、7010、8010、9200、9550、
9640、9901、GM-5170、GM-5180
標準磁石TM-SMF-003、VA-067、VA-067A、VA-068A、
VA-069A、VA-070A、VA-071A、VA-072A、
VA-2K、VB-1839、VB-1840、
VT-500、VT-1K、VT-5K
 

お問い合わせ先

本社 標準部 校正サービスグループ
TEL:03-3451-6760 FAX:03-3451-6910
E-mail:kousei-info@jemic.go.jp

 

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