温度計の校正は、本社、中部支社、関西支社及び九州支社で実施しておりますが、校正対象や校正範囲が異なっておりますので、ご注意ください。
抵抗温度計は、正確に温度を測定することができるため、温度計測の標準器として多く使用されています。
上位標準である定点実現装置に温度計を挿入して値付けをする定点校正法と、上位標準である白金抵抗温度計と校正品を安定した熱源に挿入して値を比較する比較校正法があります。
JCSS校正
一般校正
※校正対応場所により、校正範囲は異なります。
カプセル型抵抗温度計は、一般的に-189 ℃以下の極低温域で使用される温度計です。
校正するために受け入れ条件がありますので、注意してください。
※受け入れ条件
4導線式(端子は接続していないこと)、導線の長さ:30 mm以上、200 mm以下、
センサ長:20 mm以上、60 mm以下、センサ外径:1 mm以上、8 mm以下
一般校正
14 K 以上 84 K 以下(-259 ℃以上 -189 ℃以下)
73 K 以上 84 K 以下(-200 ℃以上 -189 ℃以下)
指示計器付温度計は、温度センサ(測温抵抗体、熱電対、サーミスタ等)と表示器を組み合わせた温度計で、ディジタル温度計と言われることが多いです。
校正するために受け入れ条件がありますので、注意してください。
※校正対応場所及び温度センサの種類により、校正範囲は異なります。
熱電対は、2種類の金属線の片端を接合したものに温度差を与えると、起電力(電圧)が生じる原理を利用した温度センサであり、耐熱性・機械的強度・安価などの利点から、中高温領域の温度センサとして工業的に最も広く使用されています。
上位標準である定点実現装置に温度計を挿入して値付けをする定点校正法と、上位標準である白金抵抗温度計又は熱電対等を安定した熱源に挿入して値を比較する比較校正法があります。
※校正対応場所及び熱電対の種類により、校正範囲は異なります。
温度計校正装置 電子冷却式基準接点器
温度計校正装置は、抵抗温度計、熱電対、指示計器付温度計を校正することができるホータブルな熱源です。
電子冷却式基準接点器は、熱電対の基準接点温度(0 ℃)を実現する装置です。
※受け入れ条件
※校正対応場所により、校正範囲は異なります。
※JCSS校正では、恒温槽が装備する指示計器付温度計の校正を行います。
校正位置は恒温槽センサの設置位置近傍または恒温槽内の任意の点(中央など)となります。
※校正対応場所により、校正範囲は異なります。
※JAB校正では、温度と湿度の校正をすることが可能です。
温度の校正位置は槽内温度計の近傍または槽内の任意の点(中央など)となります。
相対湿度の校正位置は槽内の任意の1点(中央など)となります。相対湿度の校正においては、 校正の不確かさを選択することが可能です。
TEL:03-3451-6760 FAX:03-3451-6910
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TEL:0568-53-6336 FAX:0568-53-6337
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