放射温度計は、物体から放射される赤外線や可視光線の強度を測定して、物体の温度を測定する温度計です。
温度測定には0.4~25μmの可視及び赤外域が利用されており、高温測定には1.0μm等の短波長帯を、低温測定には8~14μmといった長波長帯が適用されます。
当所では、8~14μmの放射温度計を赤外放射温度計と言い、その他の波長の放射温度計と識別しています。
JCSS校正
※シリコンタイプの検出素子が対象となります。
JAB校正
※放射率 0.95 の校正温度上限は400 ℃になります。
一般校正
※赤外放射温度計の校正温度上限は1600 ℃、放射率 0.95 の校正温度上限は400 ℃になります。
サーモグラフィは、赤外線を原理として、物体の表面温度を測定し、その温度を色別に画像で表したものです。当所では、温度を表した色を校正するのではなく、サーモグラフィに表示されている数値化された値を校正しています。
黒体炉は黒体を近似的に再現した装置で、放射温度計の校正において熱放射源をして用いられるものです。
※平面型黒体炉の校正温度下限は30 ℃になります。
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