校正案内

JCSS校正

JCSS校正は、計量法校正事業者登録制度(JCSS)の登録事業者として、国際規格ISO/IEC 17025(試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項)に基づき、特定二次標準器又は常用参照標準を用いてお客さまの標準器、計測器等の校正を行います。

JEMICは、国際MRA対応認定事業者でもありますので、JEMICが発行するJCSS認定シンボル付校正証明書は、国際試験所認定協力機構(ILAC)に加盟する全ての国と地域で相互受け入れが可能です。

JCSS認定シンボル付校正証明書は、試験所及び校正機関の国際規格ISO/IEC 17025を始め、品質システムの国際規格ISO9000S、自動車業界の品質システムIATF 16949等の規格の要求に対応できます。

校正ラベル(JCSS校正)
校正ラベル(JCSS校正)
JCSS認定シンボル付校正証明書
(校正結果を含む・和文)
JCSS認定シンボル付校正証明書

当所では、次のとおりJCSS認定(登録)校正事業者としてJCSS校正を行っています。

※ 「PDF」をクリックすると、認定証及び認定範囲が閲覧できます。

実施局所 登録番号 区分の名称 認定証及び認定範囲
本社
(東京都)
0039 電気(直流・低周波)、光、温度、湿度、 時間・周波数及び回転速度、
電気(高周波)及び電磁界、質量、長さ、圧力、トルク、力
中部支社
(愛知県)
0049 電気(直流・低周波)、温度、時間・周波数及び回転速度
関西支社
(大阪府)
0050 電気(直流・低周波)、温度、時間・周波数及び回転速度
九州支社
(福岡県)
0119 電気(直流・低周波)、温度、時間・周波数及び回転速度

※主な取扱品目についてはこちら

このシンボルは、計量法に基づく校正事業者制度の標章であり、JCSS登録事業者はISO/IEC 17025を基準として登録されています。
当所は、国際MRA対応JCSS認定事業者です。JCSS0039は本社の認定番号、JCSS0049は中部支社の認定番号、JCSS0050は関西支社の認定番号、JCSS0119は九州支社の認定番号です。

0039

本  社

0049

中部支社

0050

関西支社

0119

九州支社

JAB校正

JAB校正とは、公益財団法人 日本適合性認定協会(以下、JAB)により、国際規格「ISO/IEC 17025(試験及び校正を行う試験所の能力に関する一般要求事項)」に適合している校正機関として認定された当所が行う校正のことを指します。JAB認定シンボル(MRA複合シンボル)付校正証明書は、試験所及び校正機関の国際規格ISO/IEC 17025を始め、品質システムの国際規格ISO9000S、自動車業界の品質システムIATF 16949等の規格の要求に対応できます。

※主な取扱品目についてはこちら

校正ラベル(JAB校正)
校正ラベル(JAB校正)
校正証明書(JAB認定シンボル(MRA複合シンボル)
付校正証明書)
校正証明書(JAB認定シンボル(MRA複合シンボル) 付校正証明書)

当所では、公益財団法人 日本適合性認定協会(以下、JAB)により、国際規格「ISO/IEC 17025(試験及び校正を行う試験所の能力に関する一般要求事項)」に適合している校正機関として校正を実施しています。

※ 「PDF」をクリックすると、認定証及び認定範囲が閲覧できます。

実施局所 登録番号 区分の名称 認定証及び認定範囲
本社 RCL00540 校正、電磁気量(直流・低周波)、熱力学量

JAB認定シンボル(MRA複合シンボル)

JAB認定シンボル(MRA複合シンボル)

一般校正

JEMICは、幅広い品目についてJCSS校正を行っておりますが、JCSS校正範囲外につきましては、当所の定める技術基準に基づき、一般校正を行います。

※主な取扱品目についてはこちら

校正ラベル(一般校正)
校正ラベル(一般校正)
校正証明書(校正結果を含む・和文)
校正証明書(一般校正)

特定校正

特定校正は、計量法校正事業者登録制度(JCSS:Japan Calibration Service System)の登録を受けようとする事業者及び登録を受けた事業者の標準器(特定二次標準器)の校正を行います。 この校正を行ったときは、”jcss”のマークを付した校正証明書が交付されます。また、階層的に国家標準にトレーサブルな常用参照標準器の校正は、JEMICのJCSS校正を御利用ください。

区分 測定量又は計量器の種類 校正範囲
電気 直流電圧 1 V-10 V
標準分圧器 100 kV以下
直流抵抗 1 mΩ-100 kΩ
直流電流 100 A以下
交流電圧 1 kV以下(1 MHz以下)
交流電流 20 A以下(45-65 Hz)
電力 110 V以下、50 A以下(45 Hz~65 Hz)
電力量 110 V以下、5 A以下(45 Hz~65 Hz)
温度 抵抗温度計 -38.8344 ℃~419.527 ℃
放射温度計 419.527 ℃~2800 ℃
光度 10-3000 cd
光束 5-20000 lm
照度 1-3000 lx
分光放射照度 250-2500 nm
分布温度 2000-3000 K

絶縁用保護具・防具等の定期点検

絶縁用保護具・防具等の点検はお済みですか?

活線作業および活線近接作業においては、作業者の身体を守るために絶縁用保護具・防具等の装着が義務づけられています。その絶縁用保護具・防具等は、使用による損傷や自然劣化等の発生が見込まれます。そのため、労働安全衛生規則351条では、事業者は絶縁用保護防具・防具等は、6か月以内ごとに1回の定期的に絶縁性能の自主検査を行わなければないと規定されています。感電による事故を未然に防ぐためにも、定期的な点検をおすすめします。

絶縁用保護具・防具等の定期点検のお申し込みにつきましては、中部支社 標準課関西支社 標準課または、九州支社 標準課までお問い合せください。

主な取扱品目

JCSS校正及び一般校正等の主な取扱品目

校正実施支社の「JJAB及び」をクリックすると、詳細がPDFで開きます。
なお、品目の分類は、JCSS登録上の区分とは必ずしも一致していません。

J :JCSS認定シンボル付校正証明書(校正結果を含む・和文)を発行します。
    (以下の表には、一部JCSS校正範囲外を含みます。ご希望の校正範囲によっては、JCSS認定シンボル付校正証明書が発行できない場合
  がございます。)

JAB:JAB認定シンボル(MRA複合シンボル)付校正証明書(校正結果を含む・和文)を発行します。
  (以下の表には、一部JAB校正範囲外を含みます。ご希望の校正範囲によっては、 MRA複合シンボル付校正証明書が発行できない場合
  がございます。)

:当所の定める技術基準に基づき、一般校正証明書(校正結果を含む・和文)を発行します。

-:現在、お取扱いをしていません。

 
品目校正範囲校正実施支社
電気標準器本社中部関西九州
電圧標準器1 V、1.018 V、10 VJ
標準電池1.018 V
標準分流器、分流器MAX.5000 AJJJ
交流分流器1 A~3000 A 50/60HzJ
分圧器MAX.1500 VJ
高電圧分圧器MAX.200 kVJ
標準抵抗器、抵抗器10 μΩ~1015ΩJJJJ
交流抵抗器1 mΩ~1 MΩJJ
同軸分流器10 μΩ~0.1 ΩJ
標準電圧電流発生器Max.1000 V
Max.60 A、Max.1000 MΩ
JJJJ
電気計測器・試験装置本社中部関西九州
ディジタルマルチメータMax.1000 V
Max.1000 MΩ
Max.60 A
JJJJ
ディジタル高電圧計Max.200 kVJJJJ
交流高電圧測定装置1 kV ~ 200 kV 50/60 HzJ
指示電気計器1000 V以下、100 A以下JJJJ
絶縁抵抗計2000 MΩ以下、DC出力、AC電圧JJJJ
接地抵抗計1 Ω~2000 ΩJJJJ
高周波解析器Max.20 A、600 V
オシロスコープ1 mV/div~200 V/div
10 ns/div~1 s/div
JJJJ
差動プローブ直流電圧10 V以上 1000 V以下
1:1~1000:1
表示器(オシロスコープ等)との組み合わせ可
クランプメータ10 mA ~ 3000 AJJJJ
耐電圧試験器出力電圧側DCV、ACV(50 Hz、60Hz)0.1 kV~10 kV
JJJJ
絶縁抵抗側0.01 MΩ~2000 MΩ
絶縁抵抗側
(出力電圧)
1600 V 以下
遮断電流側DCA、ACA(50 Hz、60 Hz)0.1 mA ~ 100 mA
タイマー側ディジタル形(50 Hz、60 Hz)100 ms ~ 60 s
アナログ形(50 Hz、60 Hz)1 s ~ 60 s


アース導通テスタ
抵抗測定側0.001 Ω以上 2 Ω以下
50 Hz、60 Hz
J
電流出力側3 A以上 60 A以下
50 Hz、60 Hz
JJJJ
ひずみ測定器類直流 0~10 mV/V
交流(225Hz)0~5 mV/V
JJ
高調波測定装置
高調波発生装置
(パワーメータ等)
高調波電圧基本波電圧:50 V以上240 V以下
基本周波数:50 Hz、57 Hz、60 Hz
高調波電圧:0.025 V以上24 V以下
次   数:2~50次
JAB
高調波電流基本波電流:1 A以上10 A以下
基本周波数:50 Hz、57 Hz、60 Hz
高調波電流:0.0002 A以上1 A以下
次   数:2~50次
インパルス電圧雷インパルス波頭長/波尾長:0.84 μs/60 μs、1.56 μs/60 μs
±(100~ 500) kV
J
開閉インパルス波頭長/波尾長:200 μs/2500 μs、300 μs/2500 μs
±(180 ~ 500) kV
容量・誘導本社中部関西九州
標準コンデンサ1 pF~1 FJ
標準インダクタ100 μH~10 HJ
LCRメータMAX. 10µF、10 H、100 kΩ(1 kHz)J
100 kΩ~10 mΩ(1 kHz)JJ
交流抵抗測定装置
(バッテリーテスタ・バッテリーハイテスタ等)

ACR 100 kΩ~10 mΩ(1 kHz)JJJJ
DCV ※バッテリテスタJJJJ
誘導分圧器1 V~300 VJ
周波数・時間本社中部関西九州
周波数発生器
周波数測定器
Max.500 MHzJJJJ
ストップウオッチ歩度
(一日当たりのずれ)
JJJJ
時間間隔
(押しボタンのオン・オフ時間)
1 s以上 3600 s以下
(600 s以上は要相談)
ミリセコンドカウンタ100 ms 以上 60 s 以下JJJJ
非接触式回転計1 rpm以上 100 000 rpm
(ただし、本社以外は60 rpm以上)
JJJJ
電力・電力量変成器本社中部関西九州
電流センサDC 5000 A以下
AC 3000 A以下
J
直流変流器DC 2000 A以下J
変流器Max.12 kAJJJ
計器用変圧器Max.550/√3 kVJJJ
交直流比較器Max.1000 V、20 AJ
電力測定装置
パワーメータ
(有効電力)
10 V~1000 V、5 mA~200 A※、
45 Hz~66 Hz
※ 貫通型電流センサとの組合せ対応
JJJJ
100 V、5 A、66 Hz~1000 HzJ
電力測定装置
パワーメータ
(有効電力量積算)
10 V~300 V、50 mA~50 A、
45 Hz~66 Hz
力率の絶対値が0.2以上
J
無効電力計
(無効電力)
10 V~1000 V、5 mA~200 A※、
45 Hz~66 Hz
※ 貫通型電流センサとの組合せ対応
JJJJ
電力変換器10 V~300 V、50 mA~200 A、
45 Hz~66 Hz
J
100 V、5 A、66 Hz~1000 HzJ
電力量計10 V~132 V、50 mA~5 A、
45 Hz~66 Hz
JJJJ
無効電力量計10 V~132 V、50 mA~5 A、
45 Hz~66 Hz
力率1~0.9及び力率-1~pf-0.9を除く
J
電力発生装置50 V~100 V、2.5 mA~5 A、
45 Hz~66 Hz
J
磁気本社中部関西九州
標準磁石2.5 T ~0.5 mTJ
ガウスメータ
(磁界測定器)
直流          2.5 T ~ 10 μTJ
交流(50 Hz/60 Hz) 2 mT ~ 10 μT
磁束計1 Wb ~100 µWbJ
温度湿度本社中部関西九州
温度指示計器熱電対入力(B(本社不可)、R、S、N、K、E、J、T)JJJJ
測温抵抗体入力(Pt100)
測温抵抗体入力(JPt100)JJ
温度指示計器校正装置熱電対出力(B(本社不可)、R、S、N、K、E、J、T)JJJJ
測温抵抗体出力(Pt100)
測温抵抗体出力(JPt100)JJ
抵抗温度計-196 ℃~600 ℃、660.323 ℃J
カプセル型抵抗温度計14 K(-259 ℃)、17 K(-256 ℃)、 20 K(-253 ℃)、
25 K(-249 ℃)、 54 K(-219 ℃)、84 K(-189 ℃)
指示計器付温度計-196 ℃、-186 ℃、-183 ℃、-80 ℃~1554 ℃JJJJ
放射温度計-40 ℃~2000 ℃J
赤外放射温度計 -40 ℃~500 ℃JAB
サーモグラフィ-40 ℃~400 ℃
黒体炉空洞型黒体炉  -40 ℃以上 500 ℃以下 JAB
平面型黒体炉  30 ℃以上 500 ℃以下
熱電対-80℃~1554℃JJJ
温度計校正装置-80 ℃~1100 ℃JJJJ
光高温計1000 ℃~2000 ℃
露点計霜点-30 ℃以上10 ℃以下
露点-10 ℃以上85 ℃以下
J
電子式湿度計相対湿度 10 % 以上 90 % 以下
(校正温度 5 ℃ 以上 85 ℃以下)
J
ディジタル温湿度計-40 ℃~85 ℃J
相対湿度 10 % 以上 90 % 以下
(校正温度 5 ℃ 以上 85 ℃以下)
指示計器付温度計
(恒温槽装備)
-40 ℃ 以上 200 ℃ 以下JJJJ
試験槽・恒温槽温度: -40 ℃ 以上 200 ℃ 以下
湿度:10 % 以上 98 % 以下(校正温度5 ℃ ~ 85 ℃)
JAB
本社中部関西九州
光度標準電球10 cd~3000 cdJ
分布温度標準電球2000 K~3000 KJ
全光束標準電球5 lm~20000 lmJ
分光放射照度標準電球250 nm~2500 nmJ
分光全放射束標準電球360 nm以上 830 nm以下
分光放射照度(重水素ランプ)200-400 nm
標準LED及びLED素子CIE平均化LED光度0.1 cd~10 cdJ
全光束       0.1 lm~10 lm
色度         x : 0.004~0.735
          y : 0.005~0.834
照度計1 lx~10 000 lxJ
照度応答度標準受光器分布温度2 856 Kにおける照度応答度(A/lx)J
輝度計輝度:50 cd/m2~10 000 cd/m2
  (測定角0.2° から2° において)
J
色度座標(R、G、B、W)
分光放射輝度計分光放射輝度:380 nm~780 nm
輝度:50 cd/m2~10 000 cd/m2
  (測定角0.2° から2° において)
J
色度座標(R、G、B、W)
可視光線透過率測定器ND50、ND25、G、O、HAフィルタによる校正
ガラス透過率測定器透過率 0.5、0.6、0.7、0.8
放射照度計1000 W/㎡
ろ光板
力学・幾何本社中部関西九州
ブロックゲージ0 級以下:0.5 mm 以上 250 mm 以下J
ノギス1000 mm 以下
600 mm 以下J
外側マイクロメータ100 mm超過 300 mm以下
100 mm 以下J
25 mm 以下J
内側マイクロメータ5 mm超過 600 mm以下
ダイヤルゲージ100 mm 以下J
ディジタルインジケータ100 mm 以下J
てこ式ダイヤルゲージ1.6 mm 以下
0.8 mm 以下J
ハイトゲージ600 mm 以下J
デプスゲージ150 mm 以下
デプスマイクロメータ150 mm 以下
シックネスゲージ50 mm 以下J
膜厚計10 µm~1500 µm
天秤・はかり100 kg 以下 (目量0.01 mg 以上)
60 kg 以下 (目量0.01 mg 以上)J
分銅F1クラス以下:1 mg 以上 20 kg 以下J
おもり1 g 以上 25 kg 以下J
デジタル圧力計
気体(ゲージ圧力)
-90 kPa 以上 -10 kPa 以下、
10 kPa 以上 7MPa 以下
J
3.5 MPa 超過 10 MPa 以下
-80 kPa 以上 3.5 MPa 以下
デジタル圧力計
液体(ゲージ圧力)
1 MPa 以上 70 MPa 以下J
1 MPa 以上 100 MPa 以下
機械式圧力計
気体(ゲージ圧力)
-90 kPa 以上 -10 kPa 以下、
10 kPa 以上 7 MPa 以下
J
3.5 MPa 超過 10 MPa 以下
-80 kPa 以上 3.5 MPa 以下
機械式圧力計
液体(ゲージ圧力)
1 MPa 以上 100 MPa 以下J
機械式差圧計
気体(差圧)
100 kPa 以上 1 MPa 以下
[ライン圧力50 kPa以上 500 kPa以下 (ゲージ圧力)]
デジタル差圧計
気体(差圧)
100 kPa 以上 1 MPa 以下
[ライン圧力50 kPa以上 500 kPa以下 (ゲージ圧力)]
トルクレンチ1 N・m 以上 420 N・m 以下J
2 cN・m 以上 500 N・m 以下
2 cN・m 以上 200 N・m 以下
トルクドライバ10 cN・m 以上 500 cN・m 以下J
2 cN・m 以上 600 cN・m 以下
トルクメータ
(トルク計測器)
0.2 N・m 以上 10 N・m 以下J
0.1 N・m 以上 10 N・m 以下
トルクドライバチェッカ2 cN・m~600 cN・m J
力計(フォースゲージ、プッシュプルゲージ等)
JIS B 7721 に準じる方法
引張力
圧縮力
0.2 N以上500 N以下J

注1 校正範囲等につきましては、校正実施支社により異なります。

注2 校正範囲につきましては、一般校正を含めた範囲となります。JCSSの校正範囲につきましてはこちらを参照ください。

注3 取扱品目以外におきましても校正可能な機種がございます。校正内容等について、ご不明な点がございましたら校正実施支社までお気軽にお問い合せください。

 

ページトップへ移動